d払いとマイナポイント付与の罠
最近、こんな罠にかかったので記事にすることにしましたw
マイナンバーカードを作ると、各種コード決済などで最大5000ポイントもらえたりします(25%なので、2万円チャージするとよい)。
最初、マイナンバーカードをスマホで読み取ろうとしたけど何回やってもエラーになってブチ切れて、コンビニのマルチコピー機でマイナポイント申し込みしてみました。これは拍子抜けするほど簡単で、ここまではよかったけど。
申し込み後、速攻で2万チャージしたのに全然ポイントつかないんだよね。2ヶ月ぐらいかかるのかなと思って待ってたけどつかないから調べてみたら。。
https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/campaign/dpay_mynapoint/index.html
マイナポイントアプリからお申込みの場合、お申込み完了の翌日8時からのお買い物が対象となります。
※銀行口座、セブン銀行ATM、コンビニからのチャージが対象
マイナポイントアプリというのは、d払いアプリではなくコンビニマルチコピー機のことと思われます。自分はこれなので、翌日8時まで待ってからチャージしないといけなかったんだよね。
こんな罠があると思わんでしょ普通w
まあ昨日気づいて、また2万チャージしてポイント付与されたからいいけどね。
アメリカの保守とリベラル
佐々木毅先生の「アメリカの保守とリベラル」を少し読み始めました。
序説で、アメリカの保守主義は自由主義という基本原理と結びついた形で成立しており、保守主義とリベラリズムの対立はあくまでこの大前提を受け入れた上での対立であること。
それに対してヨーロッパの保守主義は伝統的社会秩序を重んじるものであり、それに対置するのがヨーロッパのリベラリズム(自由主義)。
したがってヨーロッパ大陸流にいうなら、アメリカの保守主義とは自由主義であり、リベラリズムはやや社会民主主義に近いといってよい、ということが整理されており、わかりやすい。
このあたりが混乱して捉えられがちなので、このへんに興味ある人はおすすめです。
この本のリンクがなかったので、かわりに同著者の政治学の本を紹介します。
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選択的夫婦別姓と部分違憲
「違憲判断が出れば役所に提出しようと夫と相談して準備し、婚姻後の名字の欄には「夫」「妻」の両方にチェックを入れた。」
朝日新聞の記事より。
tkcローライブラリーの解説はネットで無料で読めましたが、別氏での婚姻届の受理の点について詳しいです。宮崎、宇賀反対意見は、婚姻届の受理により婚姻は成立し、戸籍記載は婚姻の成否には関係しないから受理されるべき、としました。
https://www.lawlibrary.jp/pdf/z18817009-00-041222077_tkc.pdf
なお、本件反対意見の違憲判断は、本件各規定(民法、戸籍法)のいわゆる部分違憲という手法なので、憲法論点教室を読みました。この本は部分違憲について一章を割いて説明しており、なにかとおすすめです。
部分違憲は文言上の部分違憲(違憲部分を取り除いて考えれば良い)と、意味上の部分違憲があるけど、本件は後者かな。「夫または妻の氏」を、「夫、妻それぞれの希望する氏」
「夫婦が称する氏」を、「夫、妻それぞれが称する氏」みたいな意味的に解釈するということかなと思いました。
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新最強伝説・黒沢とアリストテレス
新最強伝説・黒沢という福本伸行の漫画に出てくるホームレスの先生が悟りの境地に達しているという話。
黒沢が出会ったホームレスの人の住処が撤去されてたんだけどその時言った言葉が、不幸な時感情にとらわれるのではなく、その事実のみを受け止め、そこから始めるということ。
福本伸行の漫画って原始仏教的なものを感じることがあるんだよね。
続けて、「偶有性の海にこぎ出そう」と言っていたので調べると茂木健一郎が使っている言葉らしい。偶有性、で調べてみるとアリストテレスの用語で、「存在することもしないこともありうるものの在り方をいう。ラテン語ではcontingensという。論理的には「その存在が必然ではないが、それが存在するとしても、そのゆえに、いかなる不可能も生じてこないもの」と定義される」とのことで、必然性に対置される言葉。
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